金木犀は、まだか?

  • 2019.09.17 Tuesday
  • 17:01

JUGEMテーマ:日々徒然

 

9月の半ばだし、例年なら金木犀が香り始めるはずなのに、全くそんな兆しはない。

今日は勝沼ぶどう郷に来てるけど(仕事で)、気温は三十度超え。
いつまで続くんだろう。この暑さ・・・

 

 

鬼の霍乱

  • 2019.09.16 Monday
  • 09:47

JUGEMテーマ:日々徒然

 

敬老の日により3連休となったこの週末。

先週の剣岳に続き、気持ちは登山月間のまま。そんなだから、この連休のどこかで苗場山に登ろうと話し合っていた。

碓井さんも僕も冬の苗場山しか知らず、綺麗と言われる池塘の苗場をまだ見ていない。

ただ、土曜は我が家に用事が入っていたから出かけるとすると日曜か月曜という選択肢だった。

 

しかし、先週の剣の時から既に風邪を引いていた碓井さんの具合はいまだに芳しくなくて、そんなだから良くなったら出かけましょうってことになってた。

 

だけど日曜の段階でも山を歩けるまでには回復せず、じゃあ、連休最終日の今日、良さそうならせめてBASECAMPだね、なんて話してたけど、今朝になってメールが入り、やはり大人しくしてたほうがいいみたい・・と。

 

そんなこんなで、3連休はずっと暇になった。

 

ところでカルパッチョコンビの記録をまとめた本家ホームページは今はほとんど放置状態。

このHP、クライミングをメインに攀ってきた記録をHPの中の引き出しの一つである「山行報告」にアップしてきた。

 

プロバイダーはNiftyの有料版だけど、容量に対し月々の払いは案外高く(高かった)、そんなだから記録に貼る写真は縮小版ばかり。画質は荒く、今、メインとなったブログに貼っている写真とは見比べるべくもなく劣っている

 

僕たちは2003年のGWにアメリカのザイオン国立公園にあるルート「ムーンライトバットレス」を攀った

この時の記録ももちろんアップしているが、報告文と写真は別々だった。また貼られた写真は小さく枚数も少なかった。

 

 

また、2004年7月24日、25日に穂高屏風岩にある「フリーフォール」を攀った。

 

 

この時の記録に貼った写真は小さく、同様に画質は荒れていた。

 

それで古いCD-Rやハードディスクを探してみると、縮小してしまった状態で上書き保存されたものが多く、オリジナル版は少なくなってしまってたが、それでも何枚か大きなサイズの写真も残っていたことでこの3連休で書き換えてみた。

 

ヨセミテのビッグウォールの日本人版記録は多くヒットするが、ザイオンは見つからない。

だから、もしかするとザイオンを訪ねることを計画しているクライマーに役に立つかもしれない。

 

屏風のフリーフォールはアメリカンエイドルートだけどアメリカンエイド自体、既にブームが去り、その用語すら死語になっている感すらある。

だけど、僕たちの中では一番気合い入れで臨んだルートだし、大切にしたいから今回修正に踏み切った。

 

そもそもだけど、過去の自分の記録に手を入れること自体、クライマーを廃業した者の回顧の気持ちが為せるもので、現役クライマーからすると揶揄するに値する行為と取られるんだろうけど、それは構わない。事実だから。

 

女々しい言い方になるが、HPにしたためた文章は自分たちの思い出の宝箱。

 

そんなこんなで、こうして時間があるときに大きい写真に換えたり枚数を増やすなどしていくつもり。

 

で、碓井さんの体調不良。まさしく鬼の霍乱だけど、早く治してたもれ・・・

久々の北ア剱岳へ

  • 2019.09.09 Monday
  • 22:30

JUGEMテーマ:登山

 

9月6日金曜、年休を取って、日曜まで2泊3日のリッチな行程で北アルプスの剣岳へ登った。

天候に恵まれ、最高の登山を満喫することができた。

 

久々の北アルプス剣岳。登山することとなったきっかけは、公私ともに大変お世話になった元上司とアフター6でお付き合いさせていただいている時、9月に入ったら奥様と一緒に剣岳に出掛ける予定だということをお聞きし、この時点でカルパッチョコンビも同行させていただきたい旨申し入れ、剣山行が実現したもの。

 

ツラツラ思い返すと、僕は剣岳には今回で8度目となる。

ここに個人的な備忘録として整理すると、

 

1度目は昭和54年のGWに郷里山口から残雪の剣を訪ねた。

この時は室堂から剣沢に単独で入り、翌日雪に埋もれた一般ルートをピストンする2泊3日の山行だった。

 

2度目はその夏、八ツ峰主稜を登るため単独で剣沢に入り、翌日、長次郎谷出合いから八ツ峰下半の機Ν曲間ルンゼを登り主稜から剣岳山頂に立った。この時は長次郎谷を下降し、剣沢のテンバに戻った。この山行はこの年の5月に山と溪谷社から出版された「剣岳の岩場」をガイドブックに、自分なりに綿密な計画を立て、凄く緊張し臨んだ山行だったから記憶は鮮明だ。

 

3度目は居所を東京に移してからのもので、当時所属した山岳組織の剣合宿として三ノ窓をベースに剣尾根を登った。まだフリー化されていなかったはずの剣尾根下半の人工ピッチをフリーで登り(フリー化したと喜んでいたら1週前に茅ケ崎山岳会がフリーで登っていた。)、そのまま上半を登り山頂に立った。翌日から雨となり、この合宿はこれで終わった。

 

4度目は昭和58年のGWに、付き合いのあった同流山岳会の合宿に入り込み、八ツ峰を登った。この時も機Ν曲間ルンゼを雪崩におびえながら登り、下半・上半を登り山頂に立ち、一般ルート、といっても雪の下だから、下降は容易だった。

 

5度目は昭和58年の夏、同流山岳会の夏合宿に紛れ込んだもの。室堂から入山し真砂のテンバにベースを設け、この時はあちこち登った。チンネの中央チムニーからeクラックを登り、源治郎喫上部成城大ルート、名古屋大ルートを初見一発フリーで登れ嬉しかった(この合宿中も一度山頂を踏んでいるが、実はもう一本登りたいルートがあった。これは源治郎喫下部中谷ルート。大岩溝を豪快に登るルートとして紹介されているもので、結局、天気が崩れ登れなかった。ちなみに碓井さんは僕とではなく他の仲間とこのルートを登っている。羨ましー。)。

 

6度目は昭和61年だったと思うが、知人と真砂ベースで登ったものでチンネ左稜線から山頂と妻Aフェースの中大ルート、魚津高ルート、Dフェースの富山大ルート、久留米大ルートをいずれもフリーで登った。

 

そうして今回の前になる7度目の剣詣は平成13年のGWのとき。この時は碓井さんと剣尾根のR4を登ろうと池ノ谷からアプローチした。しかし、この時は氷の状態が悪いと感じ1ピッチ目で敗退し、山頂経由で早月尾根を下った。

 

こうして整理すると僕は今回の山行で8度目となるわけだが、剣岳登山のハイライトであるカニの縦這いも横這いも経験していなかった。写真、ユーチューブで観る画像、映像からこんなところを一般ルートとして設定していいのか?と思ってたが、今回上り下りしてみて、やはり想像した通りビビリこそしないがかなり危険だと感じた。

 

前置きが長くなった・・という前に、ちなみに碓井さんはこれまで5回くらい登ってるんだそうで、例によって60年近く前に一般道を登り山頂に立った後、北方稜線を歩いたそうだけど、どんな感じでしたかと問うても「よく覚えてないわ」ということだった。

 

さて、今回の山行に話を戻そう。

 

香川から東京への戻りでは航空チケットは取れず、陸路となり帰宅は22時過ぎ。そんなだから出発は日付が変る直前。

眠気と闘いながら扇沢に向けてひたすらFITを駆る。

扇沢の無料駐車場では奇跡的に駐車スペースがみつかりホッとした。

軽く入山祝いを始めた時には東の空が白んできた。早々に切り上げ眠りに走る。

 

金曜は剣沢のテンバまでだし、急ぐ必要はない。だから目が覚めたら起きようってことにしていたが車内に日差しが差し始め、暑くて眠っていられず、予定外に早い起き出しとなった。

 

早起き?が奏功し、並ぶことなくチケットを買い求めることができ、しかも、待つこともなく9時の電気バスに乗れてしまった。

ダムまでは岩魚釣りで比較的頻繁に来ているが、山目的は本当に久しぶり。

 

 

そしてようやく室堂。

ここではひとまず朝食。あまり食欲はないがシッカリと詰め込む。

 

 

室堂歩き出しは正午前。

 

ネットでは室堂から雷鳥沢キャンプ場までは遠いと皆一様に書き込んでいるが、まさに遠く、しかも高度をかなり下げていく。

みくりが池から遠く眺める劔御前小屋は・・遠い。

 

 

雷鳥沢のキャンプ場からは劔御前小屋までひたすら登っていく。

ここ最近、真面目に山を歩いてきているがいずれもワンデイ装備。今回は1泊装備だし、ザックが重く感じられる。

 

初夏の花、チングルマはとっくに終わり、なんだか初雪を待っているように見える。

 

 

あと少しで劔御前小屋というところで雨が落ち始め、上下雨具を着こむことになった。

 

ほどなく劔御前小屋。小屋前は人であふれ雨宿りは出来る状況ではない。

 

 

ここから見下ろす三田平キャンプ場までも遠く感じられる。

一旦強く降った雨も短時間で止み、ほっとする。

 

結局、三田平の到着が15時半。ゆっくり歩いてきたとはいえ、意外に時間がかかった。

 

 

16時過ぎには青空が広がるようになり、日が暮れると満天の星空!

明日の剣は期待できそうだ。

 

 

明けて土曜。

昨日、立山三山を縦走し、劔山荘に泊まられた加藤ご夫妻とは小屋前で5時に合流。

テンバからここまではヘッドランプのお世話になったが、合流後、歩き出した時点で薄ぼんやり明るくなってるからヘッドランプは不要。

 

 

早い登山者は既に前剣に立っている。

我々高齢登山者組はビスターリ、ビスターリと言い聞かせながら高度を上げて行く。

 

 

すぐに朝日が差すようになる。

今日は天気が約束されたようだ。

 

 

夏の高山植物の盛りは過ぎているが、それでも多くの種類の花が目を楽しませてくれる。

これはチシマギキョウ。

 

 

流石に百名山。多くの登山者が山頂を目指している。


一服剣そして前剣と進む。剣山頂は前剣に隠れ、姿は見えない。

 

 

楽しみしていたカニの縦ばいまでにも鎖場は数多くあったが、縦ばいは真面目にゴボウ登りとなる。クサリ、アンカーともにステンレスで堅牢だが、浮石が怖い。上部で人為的な落石があれば避けることが難しいだろう。

 

途中、碓井さんが、富士山が見えた記憶があるわ、なんて言いだしたが、僕は何かの勘違いじゃないですかと返していたら本当に右手後方に富士山が!失礼いたしました。

下の写真中央より少し左に遠く富士山が見える。

 

 

碓井さんは途中気持ちが悪くなったが、なんとか頑張って登山者があふれる剣山頂には8時半に立つことができた。

 

だけど山頂は余りに人が多く、ゆっくりくつろげる状況ではない。短時間の休憩の後、下山に掛かる。

 

 

下降もそれなりにきつい。やはりビスターリだ。

もひとつ楽しみにしてきたカニの横ばいも無事に通過し、劔山荘に正午丁度に帰着。

 

 

安全に登山できたことが嬉しい。

この日、室堂のホテルを予約されている加藤ご夫妻は、ここからさらに歩かれるわけだけど、昨日の立山三山縦走の翌日の今日だし、本当にお元気だ。

 

ここでお二人にお暇を告げ、僕たちは剣沢のテンバに戻る。

今朝の歩き出しの時点では、早く戻れたなら扇沢に下り、温泉もいいですね、などと話していたが、この時すでに足が終わっていて、とてもではないが劔御前小屋への登り返しと、そこから室堂まで歩くことなんて無理。

 

テントに戻る前に剣沢小屋でビールを買い込み、お昼からまったりした時間を満喫。

温泉に走れなかったことは残念だけど、でも、山懐にどっぷり浸かったこの時間は、予期せぬプレゼントとして思い出に残る時間になった。

 

 

明けて日曜。

3時前からあちこちのテンバでは起き始めてる。

僕たちは8時過ぎまで寝ているつもりだったけど、周りのテントからの生活の音で二度寝はかなわず、結局6時前にはシュラフから抜け出す。

 

今日も天気は最高!

この頃には剣に向かう人に代わり劔御前小屋に向かって登っていく登山者が多い。

僕たちもゆっくり朝食を頂き、二泊した三田平を7時半に出発。

 

陽は高いが、それでもまだ空気は冷たくて、汗をかく前に剣御前小屋に到着。

 

ここで最後になるのかもしれない剣岳をバックに記念撮影だ。

 

 

雷鳥沢のキャンプ場までは思いのほか快調に下れたが室堂への登り返しはやはりきつく、おのずとビスターリなペースとなる。

 

一昨日の入山時、みくりが池から望む稜線は雲が多かったが、今日は快晴。

 

 

室堂からの乗り物は多くの観光客を迎え、それなりに混雑しているが、座席のないロープウェイ以外は座ることもでき、ラッキーだった。

 

 

黒部ダムの観光放水も華やかで、光の加減で色濃い虹ができている。

 

 

標高はそこそこあるはずの扇沢だけど、今は正午過ぎ。先ほどまでの涼気はなく、下界の暑さは強烈だ。

すぐに大町温泉郷へ走りましょう。

 

久々の北アルプス。きつかったけど、楽しかったですね。

碓井さん、今回もありがとうございました。

そして、きっかけを作ってくださった加藤ご夫妻に感謝いたします。

 

 

<山行日と行程>

2019年9月6日(金曜)〜8日(日曜)

6日:室堂(11:45)−剣御前小屋(14:40)=三田平(15:20)

7日:剣沢テンバ(4:20)−劔山荘(4:50=5:10)−剣山頂(8:30=8:50)−劔山荘(12:00)−剣沢テンバ(12:30)

8日:テンバ出発(7:30)−劔御前小屋(8:10=8:30)−室堂(10:30)

 

香川は高松

  • 2019.09.03 Tuesday
  • 22:00

JUGEMテーマ:日々徒然

 

年に一度の土木屋のおっきな祭典。

今年は香川県は高松が会場。

 

僕は昨日、東北出張から高松へ移動。

昨晩は高松入りが遅かったこともあってホテルの近くで焼肉を頂いた。

木曜まで高松だから地元の美味しいものを食さなくては。

 

で、今日の昼は当然うどん。

 

しかし口コミで評価点が高いうどん屋は列ができている。

で、どんな店でもいいからと、うどん屋を求めて彷徨っていて無事行きついた。

 

 

すっごく腹が空いていたから肉うどんにイカ天乗せ。

で、後悔したのが肉うどんを選んだこと。

この肉うどん生卵が入る。

 

僕は澄んだうどん出汁でうどんを食べたかったが生卵が入ってしまったことで食べている途中に卵を潰してしまった。

当然汁は濁ってしまい、それなりの味になってしまった。

 

うどんは、明日、出直しすることにしよう。

 

 

で、夜。

香川はアーケードが多い。

ネットで引くとシャッター通りとなってるところもあるといった書き込みもあるが、歩いてみてそんな印象は受けなかった。

どこでも活況を感じた。

歩いてみた範囲はそう広くはないが、なかなか元気だと感じた。

 

これはライオン通り。

 

 

これは片原町商店街。

 

 

で、歩き回りあらため感じたことはうどん屋より焼肉屋、焼き鳥屋が多いということ。

焼き鳥については、ここ高松は骨付鳥が名物らしく、あちこちで見かけた。

 

だからネット検索を掛け、口コミの多い店に出かけてみた。

だけどその店頭には10人以上の客が待ち状態。

だから、しばらく商店街を歩いて、あらためて訪ねると一人待っているだけ。

 

 

で、10分程度待って入店。

すぐに骨付鳥(モモ焼きだった)を注文。

 

骨付鳥には「おや」と「ひな」のバリエーションがある。

 

僕は噛めば噛むほど味わい深さが感じれる・・はずの「おや」を注文。

 

暫く待って待望の「おや」が来た。

 

 

なるほどヒナでなく成鳥だから固い。

ハサミが用意されていて、さすがにこれに助けられる。

 

で、味だけど・・・、値段に見合うだけの美味しさか?というと、そうは感じられなかった。

 

地元の人に叱られるかもしれないけど、口コミが100以上の書き込みとなっている店だけれど、味わい深い鳥でなく普通に固いだけの鳥だった。

正直、ケンタッキーの方が美味いと感じた。

 

このようなモモ肉の炙り焼きだけど、もう40年前になるんだけど、まだ東京に出る前、鳥取県の大山に夏冬足繁く通った。

下山し、米子駅前にある鳥屋で食った巨大なモモ肉の炙り焼きは美味かった。

 

どうして、口コミにこれほどまでの人たちが美味しかったと書くのか、不思議だ。

 

明日は大勢で飲むことになってる。美味いものに出合えるといいけど。

琴平電鉄は元気だった。

 

27年振りの奥多摩棒ノ折山

  • 2019.09.01 Sunday
  • 09:34

JUGEMテーマ:登山

 

すっきりとしない天気予報。

そんなだし、雨降りを想定し、半日、奥多摩を歩き、その後、BASECAMPでクライミングをする計画で金曜夜遅く自宅を出発。

 

行先は奥多摩の棒ノ折山。

深夜、河又の駐車場で車中泊。

 

この棒ノ折山は、長女が4歳、次女が1歳の頃、青梅線側から登って以来だから27年振りになる。

独身時代、西国分寺に棲んでいた頃は高水三山、そしてこの山はハイキングで登る山というより本チャンに出かけない休日や半日休みが取れた時などのトレーニングの場として何度も走ってきた山だ。

ちなみに碓井さんは、棒ノ折は大学時代に登り、山頂でハンカチ落としをしたとき以来で、かれこれ60年振りだそうだ。

それにしても毎度のことながら隔世の感すらある面白い話を聞かせてくれる。

 

朝はゆっくり。

朝食はカレーうどん。前夜の冷凍チャーハンの残りと合わせ、朝からボリューミー。

 

 

朝食中、3便も路線バスが到着し、毎度、ハイカーを降ろしていく。また、車でアプローチしてくるハイカーも多い。

老若男女、多くのハイカーが一様に有間ダムに向かって登っていく。

人気なんだ。

 

われわれも9時少し前に出発だ。先ほどポツリと来たが、出かけるまでにはそんな心配もなくなり、日差しに炙れることもなさそうだしラッキー。

 

有間ダム(名栗湖)はロックフィルダム。

その堤体上を右岸側に進んで、しばらく行くと白谷橋登山口があり、ここからようやく山道となる。

 

 

この登山コースはしばらくの間、沢に沿って登っていくこととなり、それなりに涼しいはずだけど、真夏日となる予報の今日はさすがに蒸し暑く、大汗をかかされる。

 

 

何度か徒渉することとなるが、ゴルジュの中を行くところもありハイキングとしては異色のコース取りだ。

 

 

一旦、補修工事が行われている林道に上がり、これを横切りしばらく急登を登ると登山道は左方向へトラーバスするようになる。

 

ほどなく滝ノ平尾根上に上がりこむ。

ここは棒ノ折山頂と河又へ下る登山道のT字路交差点で、ここに岩茸石がある。

しかし、この時点でうっかりそのことを失念し、確認することなく山頂に向かったことで観ないまま。帰りに見ればいい。

 

この頃より早出組が降りてくるのとすれちがうようになる。

 


ほどなく権次入(ゴンジリ)峠。

 

 

各所各所にベンチが設けられており、この山の人気さがうかがい知れる。

 

山頂近くではぐいぐい高度を上げて行き、最後の急登を登ってひょっこり多くのハイカーがくつろぐ山頂に飛び出す。

 

以前の記憶ではベンチや木立などなく、バレーボールでもできそうなくらいだだっ広い山頂だったはずだけど、来てみると多くのベンチ、東屋もあって、記憶なんてあてにならないものだと感じ入ったが、碓井さんに至っては仲間たちとしたハンカチ落としの記憶しかないんだそうだ。

 

 

さて、下山。

岩茸石がある分岐までは来た道を下り、ここからそのまま滝ノ平尾根を忠実に辿る。

行きで見落とした岩茸石も観ることができ、これの左脇を進んで、河又を目指す。

 

 

ほとんど手が入っていないのだろう、間伐されていない杉木立は密集状態。

 

 

滝ノ平尾根尾根コースは稜線直下に林道が造成されていて何度か横切ることとなる。また、林道バイカーも行き来するから、静かな山道を辿るものという感からは遠い。

 

この林道、15年ほど前に岩魚釣りのためトライアルバイクを買って峪に向かっていた頃、僕もバイクで走っていることを帰宅し地図を眺めていてあらためて認識。

 

この登山道はネット上でも書かれていたとおり意外にアップダウンがあり長く感じられる。また、登山道に杉の根っこが張り巡らされるごとく現れていたりと、歩き辛いところもあったりして、登りより疲れる感のある下山路。

だけど、そんな下山もほどなく終わり起点のさわらびの湯に併設された駐車場に無事帰着。

 

 

ここ最近、長い山道を歩いてきたからだろう。なんとなく足は歩きのモードになってきていていい感じ。

白砂山、平ケ岳、鳥甲山とここ最近の長い山では一般的なコースタイムを大きく超えてしまうような歩きが続き、お互い、寄る年波には勝てませんねと納得してきていたけれども、今日は出発してから下山して来るまでに18組のハイカーを追い越してこれたことで碓井さんもご満悦だ。

 

さて、着替えたら後半戦。BASECAMPへ向かいましょう。

 

で、14時過ぎBASECAMPに到着。

なんと広いはずのBASECAMPの駐車場は満車状態。

天気予報が今一だったこともあり、外岩には向かわないクライマーが多いからだろうけど、それにしても満車とは。

 

で、仕方なく向かいのスーパーアルプスで買い物をして、そのまま駐車しBASECAMPへ。

 

当然、ジム内は多くのクライマーで賑わっている。

中国からだろう、団体さんも入っていて、さらににぎやかだ。

 

僕たちは疲れてるけどそれなりに頑張って登る。そんな半日クライミングを楽しんで、長い一日は終わった。

 

 

登山日:2019年8月31日

行 程:さわらびの湯横の駐車場(8時55分)− 権次入峠(10時45分)−棒ノ折山頂(10時55=11時15分)

     −岩岳石(11時40分)− 駐車場戻り(12時45分)

 

 

 

 

 

ベースキャンプで予期せぬプレゼント

  • 2019.08.24 Saturday
  • 21:28

JUGEMテーマ:クライミング

 

今日はクライミングジムBASE CAMPでクライミング。

 

いつものようにBASECAMPに入る前に道路を挟んで真向かいのスーパーアルプスで食べ物と飲み物を買い物。

その後、開店直後の入場者の手続きの混雑が終わった頃に駐車場に入ってみると長蛇ではないものの、まだ入場手続きの列が残っている。

今日は晴れているし、多くのクライマーは外岩に行ってるはずだから、クライマーは多くはないはずだし・・・また、係の人がハンドトーキーを持って誘導している。

えっ、コンペ?登れない?って一瞬困ったと思った。

 

だけど昨晩、BASE CAMP のHPで、今日は通常の営業だってことを見ていたし・・、とりあえず車を停めてハンドトーキー氏に尋ねると North Face協賛のイベントがあるが普通に登れるということ、しかも今日は入場料は無料って嬉しい説明が! ウキ!!

 

HPを詳しく見ていなかったからこの時まで知らなかったが、今日は「GLOBAL CLIMBING DAY EVENT&キャンペーン」ってBase CampとNorth Face協賛のビギナー向けのクライミングイベントとキャンペーンが開催されることになってた。

 

先着70名まで入場料無料という全く予期していなかった嬉しいプレゼントをもらい受け、すっごく得した気がして心ウキウキ。

 

だけどクライミングの中身は相変わらずだけど・・・

 

 

午後になって、ジムで予定されているイベントが始まった。

ゲストは4名の国内実力者クライマー。今日は彼ら、彼女らによるボルダリングの初心者講習が行われた。

 

講習の前に、指導に当たるクライマーの紹介がなされたが、右のお二人は楢崎智亜・野口啓代両氏。先日、八王子で開催されたワールドカップではボルダリング部門で金、銀を獲得され、これにより2020年の東京五輪出場選手に内定となった。

それでジム側からのサプライズとしてお祝いのケーキがプレゼントされた時の一コマがこの写真。

 

これまでにもここ、他でもお二人を見かけていたが、こうしてまじまじと眺める(失礼)と、無駄のすべてが削ぎ落とされた体躯からは、例えとして変だけど人間兵器って印象を受ける。

 

 

で、説明するまでもなく左端は平山ユージ氏。

ワールドカップ、外岩、また国内外のビッグウォールでの神々しい記録を残してきたあまりに有名過ぎるクライマー。

 

昭和55年だったか56年だったか、氏が初めて東京神田の常盤橋公園の石垣に、誰かは忘れたが、案内・・というより連れてこられたときのことを鮮明に覚えている。

氏はこの時、初めて常盤橋へ訪れたんだってことを他のクライマーに言っているのが聞こえてきた。

 

で、石垣に設定されている課題について案内してきた彼から説明を受けながら、すべてを一撃で登るのを目の当たりにしたわけだけど、本当に初めて来たのかと思いたくなるほど氏のクライミングは卓越していた。

 

 そんなことをイベントを見ながら碓井さんに話して聞かせると、「ずいぶん前の事だけどさー。私は日和田でユージの方からこんにちは!」って挨拶されたわ、って言ってた。

 

そういえば、10年以上前のこと。

中野島のPUMP2が今の立地でなくて道路を挟んだ反対側にあった時の頃のことを思い出した。

碓井さんが軍艦岩(って、当時のジムの壁の名前)をリードしている時、彼女をビレーしている僕のそばを氏が通り過ぎようとしている時、彼女は墜落した。

クリップを一本間引いていたこと、またハングを越えようとしたところだったということで墜落距離の長い、しかも頭が下になる派手な墜落となったわけだけど、僕のそばをちょうど通り過ぎようとしていた氏は、一言、「すげー」って言ってた。

 

やっぱ碓井さんはすげーんだ。

 

で、そんなことはともかくとして、下の写真は今日、プレゼントされたNorth Faceのオリジナルキャップ。

無料だってことで貰ってきたけど、僕たちは歳取り過ぎてるし、この形のキャップは似合わない。

チョークの付いた手で触ったからちょっと白い跡が残ったけど、どなたか貰っていただけたら嬉しいです。

サイズはフリーサイズ。二つ一緒に貰ってください。

メールください。宅急便でお送りいたします(着払いでも、着払いは嫌だけど、帽子は欲しいっていうことも・・ありです。)。

「hayaiwaiwana%どこも.エヌイー.じぇいぴー」← %をアットマークに、アットマーク以降はdocomo.ne.jp です。

どなたか、貰ってくださいませ。

 

 

 

 

鳥甲山 この山、登るより眺める方がいいかな? 

  • 2019.08.18 Sunday
  • 09:49

JUGEMテーマ:登山

 

夏休み後半の山行は秋山郷の山「鳥甲山(トリカブトヤマ)」。

 

切明には岩魚釣り目的で足繁く通って来ている。

屋敷集落あたりで右側、中津川を挟んで向こうに屏風を立て掛けたようにそそり立つこの鳥甲山にはいつか登りましょうと毎回話しながら、だけど岩魚釣りに目が行ってるし、正直なところ実現するかなって気持ちでいた。

 

碓井さんはそれよりも前から一人ででも登ろうとあれこれ調べていたんだそうだけど、東京から一人運転して来るにはあまりに遠く、また山深いから不安で、それで二の足を踏んできたんだそうだ。

 

ここ最近、僕が磯釣りから心離れ、クライミングは気持ち半分な状況で、そんなだからあれあれって感じで山登ってきてるし、この勢いで心に引っ掛かってきたこの鳥甲山に登ってしまえ!って乗りで行くことに決めた。

 

東村山を16日の正午頃出発し、湯沢、津南、切明へと通いなれた道順で車を走らせ、ムジナ平駐車場に17時過ぎ到着。

 

200名山に挙げられている山だし、何台かはハイカーの車があるだろうと思っていたが、意外にもゼロ。

 

 

直ぐに夕食。

今夜は我が家の残り物で天丼。

 

 

暗くなる前に食事も済んで、陽が落ちた直後から寝に走る。

目覚ましは5時前にセット。

 

で、朝。

朝食は昨晩の残り物。

朝食中、一台車が上がってきた。

 

埼玉川口からの単独の男性で、少し会話した後、登って行かれた

 

我々も準備を済ませ、5時50分に出発だ。

 

 

駐車場を離れると直ぐに樹林の中に付けられた急登が始まる。

とにかくぐんぐんと高度を上げて行く。

小一時間歩くと遠く右手に鳥甲山が見えてくる。

 

とにかく樹林の中を高度を稼ぐようにひたすら登っていく。

眺望はゼロに等しい。

 

 

歩き始めて1時間少しで「万仏岩」と命名された岩場に出る。

ただし、ここのポイントを示すような道標はない。

この鎖場、アンカーとなる鉄杭そのものが回ったり、また、抜けたりしていて、堅牢さに欠ける。

その後もあちこちでステンレスのチェーンが張られた鎖場が現れるが、チェーンの高品質さに反しアンカーの固定に不安が残るものが多かった。

 

 

「万仏岩」の天辺から右方向に鳥甲山が見えるが結構遠い。

 

 

白瑤瞭(シラクラノカシラ)までも基本樹林の中を歩くかクマザサの刈払いの道で、意外に眺望は効かない。

ただひたすら高度を稼いでいく。

 

白山には駐車場を出発して3時間丁度で到着。

標識は消えかかり白の字がかろうじて判読できる。

 

 

目を楽しませてくれる花は意外に少ない。

これはマツムシソウ。

 

 

そしてこれはウメバチソウ。

ひっそり静かに咲いていた。

 

 

所々現れる鎖場は、右側が垂直近く切れ落ちた崖際に張られたもの。通過はちょっと真剣。

何しろ登山道が崖線すれすれに付けられていて、夜間、ヘッドランプでの歩行ではかなり危険だろうと感じた。

 

 

大汗をかかされて到着した鳥甲山ではガスがうっすらと掛かり、眺望はほぼ効かない。

何はともあれ一休み。

トンボだらけの山頂で大休止だ。

それにしても余りに暑く、この時期に登ることは考えない方がいいだろう。

 

 

稜線上のトンボの数は驚くほど。

歩いていても頭に止まるし、進んでいく先々で地上から湧くように飛び立つ。

 

 

数週前の白砂登山からジオグラフィカを使い始めたが、なかなかいい。

今いる位置、高度と目標地点との高度差を教えてくれる。

残念なことに目標地点までの距離はあくまでも直線距離。無料だから文句は言えないけど・・・

 

頻繁に現在地の確認をするものだからスマホの設定を「機内モード」にしていても電池の消耗は早いから気を付けなくては。

 

 

この山、道標など現在地を示すものがあまりに少ない。

 

屋敷の鞍部付近でクマザサの中に倒れた道標を見つけた。

屋敷の鞍部では屋敷山へは向かわず右に折れて登山口に下降して行くことになる。

 

クマザサの中に倒れている道標を見ると、右、屋敷山、左、鳥甲山とある。

しかし、ここは三叉路交差点になっていないから先へ進むと登山道はぐんぐん下り始めるからあらためてスマホでチェックすると、既に屋敷の鞍部を過ぎ、屋敷集落へ向かって下降を始めている。

 

つまり、倒れた道標の位置が地図で言う鳥甲山と屋敷山の分岐で、だけど屋敷山へのルートは手入れされずに放置され、自然に帰っていたようだ。

 

何はともあれ、あとは下っていくだけ・・なんてホッとしたのもつかの間、半端ではない下り勾配の登山道は奈落に堕ちていくようで、ここまでにとっくに笑っていた膝は泣き始める。

 

だましだましズンズンズンズン下っていくと突然の人工物が!

 

この人工物は巨大な岩塊等の落石時のフォールラインを修正するために設けられた落石防護壁。

この斜面の中だけで3基構築されている。

 

 

その下を通ってからもさらにぐんぐん下っていく。

 

 

林道に辿り着く前に、本日、唯一、いいなーって感じられたブナの森。

 

ここのブナ林では極端な老木、巨木は目につかない。たぶんその理由は、過去の大規模な雪崩か斜面崩壊による巨岩の流下により長寿に育つことができなかったことが考えられるかな。

 

 

結局、林道に降りつくまで登山道は急勾配なままだ。

 

屋敷側のここの登山口には14時丁度の到着。

 

 

やれやれだが、ここからさらに6.5劼諒涸路歩きが残っている。

 

碓井さんと予め決めていたことは、林道に降りてムジナ平駐車場に戻るまでに優しいドライバーが乗って行かないかと声を掛けてくださったとしても丁重にお断りしようということ。

というのも、今後も切明に岩魚釣りに来るんだと思うけど、そのたびに、あの山を縦走し、そして林道を歩いて車まで戻ったんですよねと、気持ちよく思い出したいから、

 

で、林道をムジナ平に向かってトボトボ歩いていると、切明に在住しておいでのご婦人が最初に、二度目は奥志賀のホテルだかペンションだかの送迎用のマイクロバスの運転手氏が、「乗って行かないか」と声を掛けてくださった。

嬉しかった。だけど、丁重にお断りしたんだ。

 

 

そんなこんなでムジナ平には15時25分に帰着。

 

無茶苦茶疲れましたがよく歩きましたね。

碓井さん、ありがとうございました。着替えを済ませ、津南駅の温泉に走りましょう。

 

 

途中、中津川対岸を走り始めてしばらくで鳥甲山の全容が見られるはずが、あいにく湧いてきたガスでその雄姿は見えないままだった。だけど、遠く(下の写真中央)にあの3基の落石防護壁が見えることに気づいた。

これまで何度も眺めてきた景色のはずだが、このような人工物があるなんて気づかなかった。

 

 

で、鳥甲山だけど、先週出掛けた平ケ岳と比べてみて、果たして「いい山」だっただろうか・・

たしかに国道側から眺める山容は素晴らしいが、振り返ってみると、樹林の中、クマザサの刈り払いの中をひたすら高度を上げ、転がるように高度を下げ、その間、ちょっとしたアクセントとして鎖場が出る、と言った山であり、歩いていて綺麗!だとか、素敵!だとか、素晴らしい!といった気持ちには正直、僕はなれなかった。

 

だから、僕は登るより眺める山なのかなと、今は思ってる。

夏でなく秋だったらもう少し印象が違っただろうか・・・・

 

<行 程>

ムジナ平駐車場(5:50)ー 白瑤瞭(8:50)ー 鳥甲山(10:30 = 11:00)ー 屋敷登山口(14:00)ー ムジナ平駐車場(15:25)

 

<持参した水(二人分合計)>

2ℓペット(水)1本、2ℓペット(麦茶)1本、500ccペット(水)2本、500侫撻奪函併哀通陬汽ぅ澄次

下山した時点で、1000媚弔蝓 

 

短時間ながらランナウト

  • 2019.08.14 Wednesday
  • 22:23

JUGEMテーマ:クライミング

 

夏休みが半分終わった。

今日は久々に西国分寺のランナウトへ行った。

 

一日中登るならベースキャンプだけど、3時間程度ならランナウトがいい。

 

ただ、このジム、グレーディングがかなり辛目・・というかいい加減と感じている。

そんなだからグレードにこだわらず、前腕をパンプさせることを目的に行ってる。

 

夏休みは残り4日。

 

金曜か土曜、台風の動向を見ながらどこかへ出かける予定なんだ。

 

 

 

 百名山中最難関?平ケ岳はきつかった

  • 2019.08.13 Tuesday
  • 17:40

JUGEMテーマ:ハイキング

 

この夏休みの計画は岩手・秋田の峪と山の予定だった。

しかし、天気予報では東北方面の夏休み前半は連日曇り基調。

峪中泊で雨に遭うのは心穏やかでないから、すぐに変更を決める。

 

で、碓井さんから「奥只見から登る平ケ岳はどう?」というメールが届いた。

僕の中では庚申山と並び「遠い山」として記憶があった(実は百名山ブームにより林道が造成され、庚申山は近い山に成り下がっている。)。

 

平ケ岳は二人ともまだ登っていない山で、早速ネットで情報収集してみると、百名山の一つであること、百名山の中でも最も疲れる山であることなどが多く書き込まれている。

 

百名山。

僕たちの中では他人が勝手に名山として挙げ連ねることは僭越であろうという気持ちが強いわけだけど、そんなことより、平ケ岳では山中泊を禁じられている(これだってなぜ?という気持ちが付いて回るが・・)ことから12時間行動となっている記録も多いことを知り、じゃあ行きましょうということになった。

 

で、結果的に、なんと入山から下山までに掛かった時間は13時間。

さすが評判通りと感じ入る山行となった。

 

ワンデイで帰ってくるためには歩き始めは4時過ぎにしたい。

9日金曜は碓井さんの仕事が遅くなることが分かっていたから、それから出発し、登山口に入ったとしても寝る時間はほとんど取れない。

だから金曜夜遅く東京を出発。下道を走り、土曜は夕方までに登山口にアプローチし、11日の日曜に登るというゴージャスな計画とする。

まずは標高の高い三国トンネル近くで暑さを忘れる車中泊。

当然、朝は早い時間から日差しが当たることがないような位置で止めていたから、10時近くまでぐっすり眠れ、これで夏休み前まで引きずった疲れは一掃。リフレッシュした気持ちで奥只見へ向かう。

 

銀山平までは何度か釣りに来ているが、そこから鷹ノ巣の平ケ岳登山口までは初めて走る道。

国道と言っても名ばかりで、登山口までの24劼呂覆なかのものだった。

登山口には15時過ぎに到着。

 

30台程度停められる駐車スペースはほぼほぼ満車で、さすがに人気の山であることをあらためて知る。

 

直ぐに宴会。

その頃からポツポツと登頂した人たちが降りてくるようになる。

で、どうだったかを尋ねると一様にきつかったという感想。

寝る前にパッキングを済ませ、目覚ましを4時にセット。

 

翌朝は、目覚ましに真面目に起き出し・・っていうか、十分に睡眠時間は取れているからいつものウダウダはない。

コーヒーと果物だけの朝食を済ませ、4時40分に歩き出す。

 

この時点でちょっと薄暗い程度だからヘッドランプは不要。

登山口からはしばらく林道が続き、沢を渡り、ほどなく急登となる。

ぐんぐんという感じで上がっていく。

 

直ぐに暑さにやられる。

後発の足の速いハイカーに追い越されながら、脚力の衰えを思い知らされる。

 

平ケ岳という山名から受ける印象とは違って、下台倉山までの前半はトラロープが幾か所にもフィックスされ、結構ハード。

 

下台倉山までの2時間10分の急登に僕は既に疲れ、もしかすると登り切れないのでは、と不安がよぎる。

 

 

左手には尾瀬の双耳峰「燧ケ岳」がずっと見えている。

追い抜いていく者、途中で登頂を諦め下山していく者もいて、山深い山は実は賑やか。

 

 

下台倉山から先の登山道は傾斜も緩み、木道も時々出てきて少し楽ちんになる。

 

台倉清水とある給水場、また、その先にある白沢清水の水場の状況はとてもではないが飲む気にならない水たまり状態。

 

 

この目の前の山頂は池ノ岳。この奥側には湿原が広がり姫ノ池がある。

ひと頑張りだ。

 

 

あと少しで姫ノ池。頑張るんだ!

左手には姫ノ池から平ケ岳に続くたおやかな尾根。

 

 

で、ようやくハイカーがくつろぐ姫ノ池に到着。

やれやれ・・・

 

 

高層湿原の姫ノ池周辺には多くの花が咲き乱れている。

あいにくチングルマは終わっているが、それでも多くの花が目を楽しませてくれる。

この花はキンコウカ。

 

 

モウセンゴケも元気だ。

 

 

姫ノ池から平ケ岳までは遠く見えるが標高差はないから意外に近い。

 

 

ようやく山頂。

何はともあれ少しだけ奥まったところにある三角点で記念撮影。

 

 

山頂も多くのハイカーで賑やか。

 

ここから玉子石に向かう。

 

玉子石に向かう途中、谷筋になっていて雪解けが遅いからだろう、コバイケイソウが終わっていないところも。

小さな沢では沢水も流れ、水が足らないときには補給可能だけど、今回は十分に持ってきているから汲足しは不要。

 

 

ほどなくして玉子石。

花崗岩が風化作用を受けたものだけど、自然が作り出した奇景としては面白い。

 

 

その向こうにもかわいい池塘群 。

平ケ岳周辺の本当にきれいな景色に癒される。

 

 

そこから姫ノ池に戻り、ここでも大休止。

 

 

13時30分、下山開始。

下山中、「よく登ったなー」って思うのは毎度の山行でのことながら、今回ほどそう思ったことはない。

 

ようやく登山口に戻ってきた。

正直、無茶苦茶疲れました。碓井さん、お疲れさまでした。

 

 

帰路では小出で温泉に浸かり、小出の原信で食材を購入。

十日町の標高の高い田園で車中泊。

翌日は野沢温泉で温泉に浸かり、各所の道の駅、景勝地を訪ねながら下道で帰郷。

 

平ケ岳、予想した以上にきつかった。

暑さが酷かったこともあるが、何より体力の低下を、いや、歳を感じさせられた。

もう平ケ岳に登ることはないだろう・・かな?

 

<山行日>

2019年8月11日

 

<行 程>

鷹ノ巣平ケ岳登山口(4:40) − 下台倉山(6:45) − 台倉清水(8:10) ー 池ノ岳(姫ノ池)(10:30=10:45) ー 平ケ岳(11:15 = 11:30) ー 玉子石(12:20) ー 池ノ岳(姫ノ池)(12:50=13:25) ー 登山口(17:35)

 

<持参した水(二人分合計)>

2ℓペット(水)1本、2ℓペット(ウーロン茶)1本、500ccペット(水)2本、500侫撻奪函併哀通陬汽ぅ澄次

下山した時点で、500媚弔蝓 

 

標高差だけでは推し量れない しんどかった白砂山

  • 2019.08.04 Sunday
  • 19:08

JUGEMテーマ:ハイキング

 

この週末、夏休みに計画している秋田での峪釣りに備え、体力増強のためのハイキング。

 

案として僕が提案したのは、まだ二人とも登っていないピーク二つ。

一つは切明の鳥甲山。ムジナ平からピストンする案と群馬県野反湖から白砂山へのピストン。

 

そんな提案メールを送ると碓井さんからすぐに返信があった。

前者は歩き出しから山頂までの標高差が900m、後者が600mだという情報が書かれていた。

 

今時点の体力を考え、僕は直ぐに後者を選択したが、それでもきつかった。

 

前夜金曜22時に自宅を出発し、渋川伊香保インターを零時過ぎ。そこから吾妻川沿いに走っている時、雨が降り始めた。

長野原から野反湖へ高度を上げて行き、小雨に変わった野反湖のキャプ場駐車場に着いたのが2時過ぎ。

軽く一杯飲んで3時前に就寝。

 

外気温は18℃。下界のうだるような暑さとは無縁の高地での車中泊は快適で、7時にセットした目覚ましまで熟睡。

 

今日は8時間程度の歩きが予想されているから、朝食は真面目に頂く。

 

 

朝食、準備を済ませ、ひとまず登山口の大きな駐車場に移動。

ここでは群馬県職員が安全登山を呼び掛けていた。

 

歩き始めは8時半少し前。

 

ハンノキ沢とその先の沢は、イワナの生息確認で以前、遡下降している。

 

ほどなく切明と白砂への分岐点の地蔵峠。

 

 

そこからは地蔵山まではだらだらと登り基調の登山道。

基本的に樹林の中を歩くから直射日光はさえぎられているが、何しろ湿度が高く、汗が流れる。

 

途中、何度かギンリョウソウを見かけた。まさにユウレイソウって感じだ。
 

 

地蔵山のピークは登山コースから離れており、脇道へ入って行ったが直ぐにブッシュとなり、ピークは確認できず。

一旦高度を下げ、今度もダラダラと堂岩山(どういわやま)へ登っていく。

 

ここまで単独、二人組の登山者が降りてくるのにすれ違う。いずれも5時、5時半の早出組だ。

 

堂岩山は展望のないピーク。

ここで小休止。

スモモを頂いて、元気復活・・と言いたいところだけど二人とも暑さに消耗気味。

 

 

ここまでは基本樹林の中の歩きだったが、ここからガラリと植生が変わり低木に変わる。

日差しが厳しい。

 

猟師ノ頭までの下降と登り返し、また、そこから白砂山までの下降と登り返しは、暑さが拍車を掛け、辛い。

堂岩山から白砂山までの間でさらに3組の登山者とすれ違う。

 

白砂は下の写真の明瞭なピークの右奥、緑が幾分薄くなったところ。

結構遠い・・・

 

 

辛い登りが続くが、途中、コオニユリ、ハクサンフウロ、数種類のシオガマの仲間、キスゲ、オニアザミ等々が気持ちを和ませてくれるのが救いだ。

 

 

一枚しか撮らなかったハクサンフウロのこのアップ。

よく見ると、中でハチか甲虫の仲間だろうか、蜜を吸ってる?

 

 

正午少し過ぎ、なんとか白砂山頂に辿り着くことができ、ほっと・・

先ずは記念写真をパチリ。

 

 

ここで大休止と行きたいところだけど、雲が増えてきた。

堂岩山から野反湖までの間であれば雷雨となっても平気だけど、さすがにここから堂岩山までの稜線上では遭遇したくない。

 

だからティータイムは堂岩までお預け。

それでも腰を下ろして、多くの飲み物、フルーツを補給。

 

 

かなり疲れていた僕は、初めての事だけど、来た方向を眺め、堂岩山までの登り返しの長さを見て、「歩かないと帰れないんだ・・」って気持ちになった。つくづく感じた。

 

碓井さんも、同様に疲れているようで、9月の上旬に予定している北ア剣岳の山行は「小屋泊りでもいいのかなという気持ちになっています。」というと、大きく頷いた。

 

仕事でお世話になった元上司ご夫妻が9月上旬に剣岳に登る計画だということを知った時、同行を申しでた。

ご夫妻は剣沢で小屋どまり、我々はテント泊の予定だった。

そもそも僕は過去、事故に係る捜索の時以外、普通の登山で山小屋泊はしてこなかった。

登山は食料、泊り道具をもってするものというポリシーがあって、そうしてきたが、今日のこの疲れから、そんなポリシーはあっさり消え墜ちていった。

 

そんなことを話しながら堂岩山に戻り着き、少し野反湖に向かったところで大休止時間に突入。

心配していた雷雨はなさそうだ。

 

抹茶、コーヒー、ミルクティーとフルーツ。

渇きは完全に癒され、気持ちも体力も復活!

 

 

後は小さなアップダウンを繰り返しながら出発地に戻ることができた。

 

今日の山行では、僕は安直に出発地点の標高と目的とする山の標高の差だけで、迂闊にもコースの難易を予想したわけだけど馬鹿だったと反省。

 

なお、今回の山行では新兵器?を導入!

それはスマホ版ジオグラフィカ。

 

以前から僕はガーミンのGPSが欲しかったが、その価格の高さから購入に踏み切れなかった。

そんな優柔不断な気持ちを引き摺りながら今日まできたわけだけど、最近になってジオグラフィカの事を知り、今回の山行前にインストールしてきた。

 

で、使用してみて、素晴らしい!と感じた。

スマホバッテリーの消耗についてはユーザの方で対処することとなるが、本当に一言、「いい!」と感じた。

取り扱い方法、また使用感についてはネット上に溢れるほどその情報が上がっているから、ここでは記述する必要はないが、道迷いをなくすためにも必須だと感じた。

これからさらに勉強して、フルに使いこなせるようになっていこうっと。

 

さて、尻焼温泉に走りましょう。

 

 

で、尻焼温泉だけど、梅雨が終わったものの、その後の雷雨などで谷の水量が多く、温泉プールはどこも冷たい。唯一、写真に写ってるアタリがなんとか探りながら温かいところに行きあたるが、それだって胸のあたりは熱いが臍から下は冷たいとか、足先は熱いが、上は冷たいという状況で、とても楽しんでいられない。

直ぐに上がって、道の駅「六合(くに)」にある温泉へ。

 

暑い一日だったけど、白砂に登れてよかった・・

 

 

<山行日>

2019年8月F(金曜日)

<行程>

野反湖駐車場(8時25分)⇒ 堂岩山(10時40分)⇒ 白砂山山頂(12時05分=12時25分)⇒ 堂岩山(13時40分)⇒ 大休止(13時45分=14時15分)⇒ 駐車場帰着(15時50分)

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