標高差だけでは推し量れない しんどかった白砂山

  • 2019.08.04 Sunday
  • 19:08

JUGEMテーマ:ハイキング

 

この週末、夏休みに計画している秋田での峪釣りに備え、体力増強のためのハイキング。

 

案として僕が提案したのは、まだ二人とも登っていないピーク二つ。

一つは切明の鳥甲山。ムジナ平からピストンする案と群馬県野反湖から白砂山へのピストン。

 

そんな提案メールを送ると碓井さんからすぐに返信があった。

前者は歩き出しから山頂までの標高差が900m、後者が600mだという情報が書かれていた。

 

今時点の体力を考え、僕は直ぐに後者を選択したが、それでもきつかった。

 

前夜金曜22時に自宅を出発し、渋川伊香保インターを零時過ぎ。そこから吾妻川沿いに走っている時、雨が降り始めた。

長野原から野反湖へ高度を上げて行き、小雨に変わった野反湖のキャプ場駐車場に着いたのが2時過ぎ。

軽く一杯飲んで3時前に就寝。

 

外気温は18℃。下界のうだるような暑さとは無縁の高地での車中泊は快適で、7時にセットした目覚ましまで熟睡。

 

今日は8時間程度の歩きが予想されているから、朝食は真面目に頂く。

 

 

朝食、準備を済ませ、ひとまず登山口の大きな駐車場に移動。

ここでは群馬県職員が安全登山を呼び掛けていた。

 

歩き始めは8時半少し前。

 

ハンノキ沢とその先の沢は、イワナの生息確認で以前、遡下降している。

 

ほどなく切明と白砂への分岐点の地蔵峠。

 

 

そこからは地蔵山まではだらだらと登り基調の登山道。

基本的に樹林の中を歩くから直射日光はさえぎられているが、何しろ湿度が高く、汗が流れる。

 

途中、何度かギンリョウソウを見かけた。まさにユウレイソウって感じだ。
 

 

地蔵山のピークは登山コースから離れており、脇道へ入って行ったが直ぐにブッシュとなり、ピークは確認できず。

一旦高度を下げ、今度もダラダラと堂岩山(どういわやま)へ登っていく。

 

ここまで単独、二人組の登山者が降りてくるのにすれ違う。いずれも5時、5時半の早出組だ。

 

堂岩山は展望のないピーク。

ここで小休止。

スモモを頂いて、元気復活・・と言いたいところだけど二人とも暑さに消耗気味。

 

 

ここまでは基本樹林の中の歩きだったが、ここからガラリと植生が変わり低木に変わる。

日差しが厳しい。

 

猟師ノ頭までの下降と登り返し、また、そこから白砂山までの下降と登り返しは、暑さが拍車を掛け、辛い。

堂岩山から白砂山までの間でさらに3組の登山者とすれ違う。

 

白砂は下の写真の明瞭なピークの右奥、緑が幾分薄くなったところ。

結構遠い・・・

 

 

辛い登りが続くが、途中、コオニユリ、ハクサンフウロ、数種類のシオガマの仲間、キスゲ、オニアザミ等々が気持ちを和ませてくれるのが救いだ。

 

 

一枚しか撮らなかったハクサンフウロのこのアップ。

よく見ると、中でハチか甲虫の仲間だろうか、蜜を吸ってる?

 

 

正午少し過ぎ、なんとか白砂山頂に辿り着くことができ、ほっと・・

先ずは記念写真をパチリ。

 

 

ここで大休止と行きたいところだけど、雲が増えてきた。

堂岩山から野反湖までの間であれば雷雨となっても平気だけど、さすがにここから堂岩山までの稜線上では遭遇したくない。

 

だからティータイムは堂岩までお預け。

それでも腰を下ろして、多くの飲み物、フルーツを補給。

 

 

かなり疲れていた僕は、初めての事だけど、来た方向を眺め、堂岩山までの登り返しの長さを見て、「歩かないと帰れないんだ・・」って気持ちになった。つくづく感じた。

 

碓井さんも、同様に疲れているようで、9月の上旬に予定している北ア剣岳の山行は「小屋泊りでもいいのかなという気持ちになっています。」というと、大きく頷いた。

 

仕事でお世話になった元上司ご夫妻が9月上旬に剣岳に登る計画だということを知った時、同行を申しでた。

ご夫妻は剣沢で小屋どまり、我々はテント泊の予定だった。

そもそも僕は過去、事故に係る捜索の時以外、普通の登山で山小屋泊はしてこなかった。

登山は食料、泊り道具をもってするものというポリシーがあって、そうしてきたが、今日のこの疲れから、そんなポリシーはあっさり消え墜ちていった。

 

そんなことを話しながら堂岩山に戻り着き、少し野反湖に向かったところで大休止時間に突入。

心配していた雷雨はなさそうだ。

 

抹茶、コーヒー、ミルクティーとフルーツ。

渇きは完全に癒され、気持ちも体力も復活!

 

 

後は小さなアップダウンを繰り返しながら出発地に戻ることができた。

 

今日の山行では、僕は安直に出発地点の標高と目的とする山の標高の差だけで、迂闊にもコースの難易を予想したわけだけど馬鹿だったと反省。

 

なお、今回の山行では新兵器?を導入!

それはスマホ版ジオグラフィカ。

 

以前から僕はガーミンのGPSが欲しかったが、その価格の高さから購入に踏み切れなかった。

そんな優柔不断な気持ちを引き摺りながら今日まできたわけだけど、最近になってジオグラフィカの事を知り、今回の山行前にインストールしてきた。

 

で、使用してみて、素晴らしい!と感じた。

スマホバッテリーの消耗についてはユーザの方で対処することとなるが、本当に一言、「いい!」と感じた。

取り扱い方法、また使用感についてはネット上に溢れるほどその情報が上がっているから、ここでは記述する必要はないが、道迷いをなくすためにも必須だと感じた。

これからさらに勉強して、フルに使いこなせるようになっていこうっと。

 

さて、尻焼温泉に走りましょう。

 

 

で、尻焼温泉だけど、梅雨が終わったものの、その後の雷雨などで谷の水量が多く、温泉プールはどこも冷たい。唯一、写真に写ってるアタリがなんとか探りながら温かいところに行きあたるが、それだって胸のあたりは熱いが臍から下は冷たいとか、足先は熱いが、上は冷たいという状況で、とても楽しんでいられない。

直ぐに上がって、道の駅「六合(くに)」にある温泉へ。

 

暑い一日だったけど、白砂に登れてよかった・・

 

 

<山行日>

2019年8月F(金曜日)

<行程>

野反湖駐車場(8時25分)⇒ 堂岩山(10時40分)⇒ 白砂山山頂(12時05分=12時25分)⇒ 堂岩山(13時40分)⇒ 大休止(13時45分=14時15分)⇒ 駐車場帰着(15時50分)

コメント
ウスイさん
今晩は!
いやいや単純に数字だけで決めた僕がアサハカでした。
でも、なんとか行って帰れてよかったです。

それにしても体力の低下の度合いには驚かされます。
登山もクライミングも昔取った杵柄で遊べる遊びではないってことを思い知らされています。

今度の週末から夏休み、夏合宿。
天気が読めないですが、天気第一で組んでいきますのでよろしくお願いします。
  • 管理人
  • 2019/08/05 10:00 PM
小学校の算数の計算じゃあるまいし、ピーク標高―スタート地点・・・で歩き出すなんて!
単純報告などして、スミマセン!
しかも久々の山。辛かった〜です。
「いつか着く」「いつか着く」と自分で自分に言い聞かせながら歩きました。
サボり過ぎの反省。いい加減な連絡、すみませんでした。
でも、いつか行きたかった山。満足です。ヨカッタ
  • ウスイ
  • 2019/08/04 11:19 PM
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