27年振りの奥多摩棒ノ折山

  • 2019.09.01 Sunday
  • 09:34

JUGEMテーマ:登山

 

すっきりとしない天気予報。

そんなだし、雨降りを想定し、半日、奥多摩を歩き、その後、BASECAMPでクライミングをする計画で金曜夜遅く自宅を出発。

 

行先は奥多摩の棒ノ折山。

深夜、河又の駐車場で車中泊。

 

この棒ノ折山は、長女が4歳、次女が1歳の頃、青梅線側から登って以来だから27年振りになる。

独身時代、西国分寺に棲んでいた頃は高水三山、そしてこの山はハイキングで登る山というより本チャンに出かけない休日や半日休みが取れた時などのトレーニングの場として何度も走ってきた山だ。

ちなみに碓井さんは、棒ノ折は大学時代に登り、山頂でハンカチ落としをしたとき以来で、かれこれ60年振りだそうだ。

それにしても毎度のことながら隔世の感すらある面白い話を聞かせてくれる。

 

朝はゆっくり。

朝食はカレーうどん。前夜の冷凍チャーハンの残りと合わせ、朝からボリューミー。

 

 

朝食中、3便も路線バスが到着し、毎度、ハイカーを降ろしていく。また、車でアプローチしてくるハイカーも多い。

老若男女、多くのハイカーが一様に有間ダムに向かって登っていく。

人気なんだ。

 

われわれも9時少し前に出発だ。先ほどポツリと来たが、出かけるまでにはそんな心配もなくなり、日差しに炙れることもなさそうだしラッキー。

 

有間ダム(名栗湖)はロックフィルダム。

その堤体上を右岸側に進んで、しばらく行くと白谷橋登山口があり、ここからようやく山道となる。

 

 

この登山コースはしばらくの間、沢に沿って登っていくこととなり、それなりに涼しいはずだけど、真夏日となる予報の今日はさすがに蒸し暑く、大汗をかかされる。

 

 

何度か徒渉することとなるが、ゴルジュの中を行くところもありハイキングとしては異色のコース取りだ。

 

 

一旦、補修工事が行われている林道に上がり、これを横切りしばらく急登を登ると登山道は左方向へトラーバスするようになる。

 

ほどなく滝ノ平尾根上に上がりこむ。

ここは棒ノ折山頂と河又へ下る登山道のT字路交差点で、ここに岩茸石がある。

しかし、この時点でうっかりそのことを失念し、確認することなく山頂に向かったことで観ないまま。帰りに見ればいい。

 

この頃より早出組が降りてくるのとすれちがうようになる。

 


ほどなく権次入(ゴンジリ)峠。

 

 

各所各所にベンチが設けられており、この山の人気さがうかがい知れる。

 

山頂近くではぐいぐい高度を上げて行き、最後の急登を登ってひょっこり多くのハイカーがくつろぐ山頂に飛び出す。

 

以前の記憶ではベンチや木立などなく、バレーボールでもできそうなくらいだだっ広い山頂だったはずだけど、来てみると多くのベンチ、東屋もあって、記憶なんてあてにならないものだと感じ入ったが、碓井さんに至っては仲間たちとしたハンカチ落としの記憶しかないんだそうだ。

 

 

さて、下山。

岩茸石がある分岐までは来た道を下り、ここからそのまま滝ノ平尾根を忠実に辿る。

行きで見落とした岩茸石も観ることができ、これの左脇を進んで、河又を目指す。

 

 

ほとんど手が入っていないのだろう、間伐されていない杉木立は密集状態。

 

 

滝ノ平尾根尾根コースは稜線直下に林道が造成されていて何度か横切ることとなる。また、林道バイカーも行き来するから、静かな山道を辿るものという感からは遠い。

 

この林道、15年ほど前に岩魚釣りのためトライアルバイクを買って峪に向かっていた頃、僕もバイクで走っていることを帰宅し地図を眺めていてあらためて認識。

 

この登山道はネット上でも書かれていたとおり意外にアップダウンがあり長く感じられる。また、登山道に杉の根っこが張り巡らされるごとく現れていたりと、歩き辛いところもあったりして、登りより疲れる感のある下山路。

だけど、そんな下山もほどなく終わり起点のさわらびの湯に併設された駐車場に無事帰着。

 

 

ここ最近、長い山道を歩いてきたからだろう。なんとなく足は歩きのモードになってきていていい感じ。

白砂山、平ケ岳、鳥甲山とここ最近の長い山では一般的なコースタイムを大きく超えてしまうような歩きが続き、お互い、寄る年波には勝てませんねと納得してきていたけれども、今日は出発してから下山して来るまでに18組のハイカーを追い越してこれたことで碓井さんもご満悦だ。

 

さて、着替えたら後半戦。BASECAMPへ向かいましょう。

 

で、14時過ぎBASECAMPに到着。

なんと広いはずのBASECAMPの駐車場は満車状態。

天気予報が今一だったこともあり、外岩には向かわないクライマーが多いからだろうけど、それにしても満車とは。

 

で、仕方なく向かいのスーパーアルプスで買い物をして、そのまま駐車しBASECAMPへ。

 

当然、ジム内は多くのクライマーで賑わっている。

中国からだろう、団体さんも入っていて、さらににぎやかだ。

 

僕たちは疲れてるけどそれなりに頑張って登る。そんな半日クライミングを楽しんで、長い一日は終わった。

 

 

登山日:2019年8月31日

行 程:さわらびの湯横の駐車場(8時55分)− 権次入峠(10時45分)−棒ノ折山頂(10時55=11時15分)

     −岩岳石(11時40分)− 駐車場戻り(12時45分)

 

 

 

 

 

コメント
ウスイさん、今回もありがとうございました。お疲れさまでした。
今回はすたすた歩けて良かったですね。

今度の週末は剱岳。
天気はどんなでしょうか。

山歩き、クライミング、峪釣り、磯釣り・・・
休みが足らなすぎます。
  • 管理人
  • 2019/09/01 8:09 PM
久々の「登山」の成果は、どう出るでしょうか?
山歩きという遊びは、因果な遊びで、私には過去の楽しい思い出ばかりが、美しく、素敵なところばかりが、強烈に残っていて・・・
でも、やっぱり長い険しい登りは、キツイ!!と再確認してます。
楽しむ為には、定期的にでも歩くこと・・・でしょうか。
アレもコレも・・・。楽しんでいきたい!!デス。
  • ウスイ
  • 2019/09/01 4:48 PM
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